通訳料金はどう決まる?ハワイの相場と“見えない時間”の話
プロ通訳の料金には“見えない時間”が含まれています
ハワイで通訳をしていると、「通訳料金ってどうやって決まっているんですか?」と聞かれることがあります。
今日はそのあたりを、私の肌感覚と経験をまぜながらお話ししてみたいと思います。
ハワイの通訳料金、ざっくりいうと?
まず、ハワイの通訳料金の“最低相場”は1時間あたり100ドル前後。
これは、プロとして活動している通訳者のラインです。
もちろん「お手伝いで通訳します」というレベルの方ならもっと安い価格帯になりますが、
プロ通訳者となると100ドル〜300ドル/時が一般的なレンジ。
専門性の高い案件や法律・医療の現場などでは、さらに高くなることもあります。
「1時間100ドル」は高い?実はそうでもありません
「1時間話して100ドルなんていい仕事だよね」と言われることがありますが、
実際には、通訳料金は“その1時間”だけで決まっているわけではありません。
通訳者にとって欠かせないのが、案件ごとの事前準備。
資料を読み、用語を調べ、背景を押さえ…
こうした準備がしっかりできていないと、当日のパフォーマンスは出せません。
そしてここで言う準備は、日々の勉強や通訳スキルを磨くトレーニングとは別もの。
案件が変われば、またゼロから組み立て直しです。
プロ通訳者でも、毎年同じ案件を担当している場合を除けば、
準備にはけっこう時間をかけます。
準備時間まで含めると…実はとても地道
私の感覚では、
8時間拘束の案件であれば、準備にも同じくらい時間を使うことがあります。
もちろん案件によって短かったり、逆に長くかかったりといろいろですが、
準備まで含めて初めて“1時間の通訳”が成り立つというのが実感です。
こうして全部まとめて時給換算してみると、
「これ、普通にアルバイトしたほうが時給いいのでは…?」みたいな案件も正直あります。
でも、通訳料金というのは、
目に見える1時間と、そこに至るまでの積み重ねのセットなんですよね。
おわりに:現場に向かう途中から、もう通訳は始まっている
通訳の仕事って、現場でマイクを持った瞬間だけじゃないんです。
現場にたどり着く前の資料読みも調べものも、含めて全部が“通訳”。
だからこそ私も、
「現場でも」「現場にたどり着くまでも」、 どちらも全力投球です!
