カタカナ英語、味方にも敵にもなる?|ハワイ在住通訳が教える落とし穴
カタカナ英語、味方にも敵にもなる?|ハワイ在住通訳が教える落とし穴
ハワイで暮らす日本人にとって、「通じそうで通じない」英語表現は少なくありません。その代表例が、ズバリ、カタカナ英語。
「アポイント」「レジュメ」「ミーティング」など、日本語でもおなじみの言葉。でも、そのまま通じると思ったら……なかなか通じないんですよね。
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レジュメって、履歴書のこと?
たとえば「レジュメ」。日本での意味は、会議の配布資料や講義の要約。ところが英語の résumé(発音はレズメイ)は、履歴書を指します。しかも発音がまったく違うので、「レジュメ」と言ってもまず通じません。
つまり、日本で当たり前に使っている「カタカナ英語」は、実は意味や発音がズレている**ことがあるんです。
通じるけど、伝わらないカタカナ英語たち
他にも、こんな例があります:
- マンション → 英語で mansion は豪邸のこと。日本の「マンション」は condo や apartment。
- サイダー → 日本の炭酸飲料ではなく、英語では cider はアルコール入りの apple cider を指すことも。
また、意味は同じだけど、発音が違うもの言葉もあります。例えば、キャリア。カタカナで発音すると、career(職業)ではなく、 carrier (配達員や感染媒介者)に聞こえてしまうことも。発音の違いで、意味まで大きく変わってしまう例です。
通訳として、どこまで許容する?
私はハワイで医療・ビジネス・法廷などの通訳をしていますが、カタカナ英語の「思い込み」による誤解は日常的に起こります。
通訳者としては、時には「言い換える」「説明を補う」ことが必要です。
たとえば:
- 「Could you please submit your résumé (CV)?」→ 「履歴書を出してください」
- 「このレジュメ、今日の議題です」→「Here’s today’s meeting agenda.」
という感じです。
まとめ|ハワイ生活とカタカナ英語
ハワイで生活する日本語話者にとって、「カタカナ英語」は味方にもなれば敵にもなります。
通訳や翻訳の現場でも、「意味を取り違えていた」「通じていると思っていたけど違った」というケースは少なくありません。
ほんの少しの意識と準備で、誤解は防げます。
必要に応じて、プロの通訳に頼るのも安心な選択肢のひとつかもしれません。
