悪口には気をつけて〜日本語、意外と通じてます〜
悪口には気をつけて〜日本語、意外と通じてます〜
ハワイで通訳中、「この医者ヤブだね」と言われた話
ハワイで通訳をしていると、ときどき、ある現象に出くわします。
それは、「日本語が通じないと思って悪口を言っちゃう」問題。
通訳が横にいると、気が緩む説
通訳って、基本的には「言葉をつなぐ役割」なので、
話している人からすると“味方っぽく”見えるのかもしれません。
だからか、たま〜に、こういうことが起こります:
「この先生、ホントにやぶ医者よね」
「この弁護士、金ばっかり取って全然仕事してないのよ」
え?
今、目の前にご本人いらっしゃいますけど?
…っていう場面、あるんです。
でも実は、日本語、わかる人、結構います
ハワイって、アジア系の方が多く住む多文化の島。
「日本語ちょっとわかる」人って、思った以上に多いです。
本人は聞き取れていなくても、隣にいる家族が分かってたり、
受付のスタッフが聞いてたり。
しかもトーンでだいたい伝わっちゃうのが怖いところ。
「ああ、悪口だな…」っていうのは、やっぱり空気でわかっちゃうんですよね。
言いたくなる気持ち、わかります。でも…
もちろん、わかります。
英語でうまく言えなくて悔しかったり、
もどかしい気持ちがつのって、
誰かにぶちまけたくなることもあると思います。
でも、通訳の前で悪口を言うと、思った以上に響いてること、あります。
通訳って、基本的に全員の味方です。
医者でも、患者でも、どちらにも立たない。
だけど、その場の空気は守りたいと思っているので、
「あちゃ〜…」ってなることはあります。
ハワイでは、言葉より“感じ”が伝わることも多い
ハワイって、文化的にもとてもやわらかくて、
言葉以上に「態度」や「雰囲気」を大切にする場所です。
だからこそ、言葉が通じてなくても、気持ちは伝わっちゃう。
たとえ通訳が入っていても、
「この人、自分のこと見下してるな」っていうのは、伝わるんです。
悪口は、小声でも届く(と思っておきましょう)
ということで。
もし通訳が横にいる状況で、
「これちょっと言いたいけど…」ってときがあったら、
いったん深呼吸して、飲み込むのもアリです。
「いやいや、どうしても言いたい!」ってときは、
あとでこっそり、誰にも聞かれないところでどうぞ。
最後にひとこと
通訳って、言葉の橋渡しだけじゃなくて、
場の空気や、お互いの信頼関係を整える役割もあります。
だからこそ、気持ちよく進むように、
ちょっとだけ言葉選びに気をつけてもらえると、
すごくうれしいな、と思うのでした。
