ハワイでよくある通訳現場:シニア世代の声を届ける
ハワイでよくある通訳現場:シニア世代の声を届ける
ハワイで通訳の仕事をしていると、東海岸での経験とは少し違った「ハワイらしさ」を感じる場面に、よく出会います。
そのひとつが、日本語を話すシニア世代の多さです。
ご本人は日本語、でもご家族は英語が第一言語。
お元気なうちは身振り手振りや、長年の呼吸でなんとかなっていたけれど、
加齢による聴力や認知機能の変化で、英語がうまく出てこない、聞こえにくい、
となることもあります。
そんなときにお手伝いするのが私たち通訳です。
通訳ブログ
通訳って、ただ「訳す」だけじゃないんです
私は、こんな工夫をしています:
- ご出身地のイントネーションに寄せて話す
- やさしくて分かりやすい言葉を選ぶ
- ゆっくり、はっきり、低めの声で話す。
そして、どの現場でも同じですが、特に大切なのが信頼関係を築くことだと思います。「この人、私の言ってること、わかってる。」と思ってもらえると、その後のやりとりもスムーズです。
ハワイという場所ならではの風景
ハワイには、戦後すぐに嫁いで来られた方、永住を決めた方、最近移住してきた方……
日本語を話す方にもいろんな世代と背景があります。
でも共通して言えるのは、「声に出す言葉」と「心の中の言葉」は違うということ。
通訳業はなくなっても
翻訳や通訳業は、近い将来、AIに取って代わられると思っています。
そうなることで、コミュニケーションの壁がなくなるといいなと個人的には思います。
第一言語が違うご家族が、コミュニケーションに四苦八苦しておられるのを見ると、AIがどんどん発達して、認知症の人にも伝わるような話し方に言葉を変えてくれたり、言語の壁だけでなく、いろいろなコミュニケーションの壁を超える日が早く来ればいいのになぁと本当に思います。がんばれAI!
